写真はどこでとるか
- なんだかんだ印象を左右する大切な要素
顔写真のついたエントリーシート・履歴書はいつ見られるのだろうか。 書類選考時、そのとおりである。しかしそれだけではない。1次2次と選考が進んだ各面接の後、「誰を通そうか」と迷ったときにもまた幾度となく見られるのである。顔の印象で決め付けるような会社には入りたくない、というスタンスのあなたにはアメリカがぴったりであるが(多人種社会であるアメリカは履歴書に写真を貼らせてはいけない)、残念ながら日本においては最後の最後までその写真がその人を思い出すツールのひとつとして使われることとなる。ここで暗そうだ、あまり一緒に仕事をしたくないな、などマイナスな印象をもたれてはまったく損である。写真は「ちょっとした投資」でその結果を良い方向にコントロールすることのできる数少ない要素である。できる限り「よく見せる」努力を惜しむべきでないところのひとつであると私は思う。
- 迷ったら伊勢丹写真室で間違いない
伊勢丹写真室といえば、アナウンサーやCA採用などまさに写真勝負の就活生御用達のフォトスタジオである。私は強くここをお勧めしたい。写真でそんなに変わるのか、と思う人はぜひ一度伊勢丹写真室の仕上がりを見てほしい。何を隠そう自分自身も最初はスピード写真で十分だと考えていた身で、初期は自分で撮影したものや学校の安いスタジオで撮ったものを使おうとしていた。しかしながらどうも納得がいかず、思い切って伊勢丹写真室で撮ってみたところ「仕事ができそうなオーラ」が桁違いに違う写真が完成してびっくりした。本当に違うのだ。友人にも見せたが同じような感想で、友人も結局伊勢丹写真室で撮ることを決めたほどである。自分で印刷するためのデータと撮影代を合わせて1万円弱と決して安くはなかったが、どんなESも写真に関しては不満なく出せたこと、そしてパスポートや社員証の写真にも使えることなどを考えると決して高くはなかったと思う。データを購入すると高いが印刷コストが非常に安くなるだけでなく、ネットで写真をアップロードさせる企業も多いため、必ずもらっておこう。人生において重要なイベントである就活でどこまで投資するかは個人の価値観によるが、私は後悔を残さないためにも伊勢丹写真室をおすすめしたい。
※データから証明写真サイズのデータを作るには証明写真をつくろう!というフリーソフトがおすすめ。これでL判に6枚入れることができるので、L版30円として証明写真1枚あたり5円ほどで量産することができる。