おすすめの本・サイト
- キャリコネ
主に転職者向けの企業情報共有サイト。大手企業であればそれなりの書き込みがあり、生の内部情報は非常に新鮮で参考になるものも多い。ただオリエンタルランドなどアルバイトが大量に書き込んでいたりと、それほど重要でない情報も多いので判断は慎重にしたい。大学アドレスで登録すれば無料で1年間閲覧することができる。登録して損はない。
- 企業の人事のプロに聞く 「社会人基礎力」(PDFファイル)
経済産業省主導による、現役大学生による人事部へのインタビュー集。日本テレビやNHK、ホンダや楽天・住友商事など各業界の名だたる大手企業がそろっており必見である。
- 成功する就職活動-大企業編
某大手企業の現役リクルーターの方による就活アドバイス集。細かなテクニックというより、社会人としての成功につながる生き方とも言うべきものを示唆してくれる。海に行こうとか、人にやさしくしようとか、いったい何のことだと思ってしまうかもしれないが、その根底にある考えを理解するとその重要性がわかる。とにかく視点が広く、はっと気づかされるものが多い。リンク切れが目立ち残念だが、「現役○○による」系ではこれが一番役に立ったし、これからも参考にしていきたいと思う。
- 「若者はなぜ「会社選び」に失敗するのか」
タイトルがちょっと違う。著者の500時間に及ぶ調査に基づく有名企業の内情が記載されている本で、企業選びの参考になる。企業風土や報酬、休みやキャリアなど外からは実態のつかめないものを社員にインタビューしている。読んで損はない。
- これが働きたい会社だ」
上記の本と同じ著者によるもので、有名企業の内情が記載されている。年収、昇進、働きやすさなど、大切でありながらなかなか社員には聞けない内容があり参考になる。掲載載企業はソニーやキャノン、トヨタ、NTTデータにANAなど。少し情報が古いのと情報ソースによる偏りはあるものの、ネット上のどの情報よりも内容は濃いと感じた。
- 「就活って何だ」
ベネッセやANA、武田薬品、フジテレビなど名だたる大手企業の人事の生の声が載っている貴重な本。どんな企業もやはり求める人材は似ている。各企業の面接のポイントなどかなり赤裸々に語られているので、掲載企業を受けるのであれば必読ではないか。
- 「就活のバカヤロー」
就職活動を大学、就活ビジネス、企業の視点から解説した本。たいした情報はないのだがリクナビの掲載料の情報など読み物として面白いのと、就活をマクロな視点で俯瞰することは大切なので時間があればどうぞ。
- 「就活必携」
元NHKアナウンサーによる就活アドバイス本。著者の経験に基づく端的で実践的なアドバイスは非常に参考になった。面接対策だけでなく就活全般におけるスタンスなど、得るものは多いと思う。一読をおすすめする。
- 「ビジョナリー・カンパニー 2 - 飛躍の法則」
社会人になる人、というか組織運営に関わるすべての人が読むべき本である。偉大さを「継続」することができた企業が何をしてきたかを、数十年に及ぶ調査から導き出している。組織を選ぶ側として、企業が成長する可能性を知るには社員に何を聞くべきなのか、人が大切とは言うがなぜ大切なのか。考えてみればなるほどと思う理由が実例を元に深く洞察されており、きっと企業を見る視点が大きく変わる。またこの本から得たことはサークルの運営・改革などにおいても役立つだけでなく、ビジネスにおける一生の指針ともなりうるかもしれない。目標達成のために何が必要なのかを客観的に考えることは本当に大切だ。
- 「運を育てる―肝心なのは負けたあと」
読んで人生が変わるという本はなかなかない。この本はその数少ない、就活はもちろん、自分の生き方に深く影響を与えた本のひとつ。著者の米長邦雄さんは永世棋聖の称号をもち現在は日本将棋連盟会長を勤めている。ユーモアと実力を備えた棋士だ。就活は努力だけではどうにもならないところもたしかにある。その中にあって、幸運の女神が微笑んだ人のことを人はただ運がいいという。しかし運を味方につける人には理由があるのだ。余談だがこの人のツイッターもぶっとんでいてめちゃくちゃおもしろい。