JR東日本(東日本旅客鉄道)
- 企業概要
東北地方全域から首都圏までを支える世界最大の鉄道事業者。売り上げは2兆5737億円とグループでもずばぬけている。駅ナカ事業やオフィス事業にも力を入れており事業の多角化にも積極的。ポテンシャル採用(総合職)とプロフェッショナル採用があり、幹部候補と現場職といった形で採用コースが分かれている。ポテンシャルの方が昇進スピードが速いものの、プロフェッショナルであっても支社の管理職になる人間も多くJR東海ほど明確な仕切りはなさそうだ。強い労組がありサビ残などは一切なく、有給もしっかり消化できる。安全輸送という社会的使命に加え、その豊富なキャッシュフローでさまざまな事業分野に取り組むためやりがい・可能性は大きいだろう。
- 採用について
総合職は200名ほどの採用で7つのコースから選ぶ。マイページから800字の自己PRと400字の志望フィールドを選んだ理由を送信し、テストセンターで能力(言語・非言語)と性格を受ける。通過した人にのみ電話で1次面接の案内がされ、3回の面接を経て内定となる。「生活サービス部門」で選考に参加した。倍率は高そうだが、性格適正が非常に重要らしい。説明会は参加していない。
- 1次面接
東京駅近くのサピアタワーで面接官2に学生3人のグループ面接。自分はたまたま2人であった。面接官は女性のキャリアの方と若い頭の切れそうな男性社員。がんばったことと志望動機を中心にオーソドックスな質問。珍しかったのは隣の人が答えたことに対してどう思うかなどを聞かれること。やりたいことと情熱を語るだけでは合格できない。協調性と頭の回転の速さが重要だと思われる。面接開始時に「答えたくない質問には答えなくても良い」などとしっかり伝えてくれるあたり、コンプライアンスのしっかりした企業なのだなと好印象。
- コメント
とにかく待合室で会った学生の人当たりのよさに驚いた。少ない時間であったものの話していて本当に楽しく、ぜひ一緒に働きたいと思える方ばかりだった。性格適正が重要というのはあながち嘘ではなさそうだ。2次に進んだ学生とも話したが、体育会でありながらさわやかで謙虚かつ情熱的な方だった。これほど魅力的な人が集まるJR東日本という企業は単純にすごい。採用パンフレットの写真のかっこよさが際立っていた企業のひとつでもある。